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木造建築屋根工法墨付け図解
理工学社
冨樫新三
ISBN4844535102
大工技術の宝典!!
大工伝統技術の真髄!!
本書は日本建築の屋根工法の実技を規矩術の基本から説き起こし、
棒隅、反り隅、振れ隅と説明し、扇垂木、多角形屋根の工法に至るまでを解説。
また、扇垂木の工法については筆者考案の合理的な伏せ地割りの手法を示した。
伝統工法を重視した本格的な木造建築を作るための大工技術の手引き書として絶好!!
好評関連図書!!
「日本座敷の工法」3100円(税別)
材料の知識から大工作業まで、床の間・床脇・書院など伝統
の座敷飾りと和風内のり工法を明快に全図解。
初級からベテランまで全技術者必読の書!
昔から大工と雀は軒で泣くという諺がある。これは木造の建物でいちばん難しく、
大工の泣どころは軒であることからきている。木造建築では屋根葺材にも関係するが、
屋根勾配を強くし軒の出も深くする。軒が深いと建物と室内が暗い感じになる。
そこでこれを解消するてめに勾配の緩い地垂木を付け、野垂木を配して軒先を
軽快に見せる。さらに軒が深い場合には地垂木を付けて飛エン垂木を乗せ、
軒には反りを付けて優雅さを持たせて建築美にまで高めている。
木造建築の屋根は雨仕舞いの問題、破風立ての納まり位置、蓑甲の納まり、
軒隅の反り具合、配付け垂木の納まり、部材の大きさのバランスなど、
難しい面が多くあり、それを作る工人の技術の程度によって出来栄えがいろいろである。
本書はこのような屋根工法の実技を規矩術の基本から説き起こし、棒隅、反り隅、
振れ隅と説明し、さらに船がい造り、扇垂木、多角形屋根の工法に至るまでを解説し、
題して「木造建築/屋根工法墨付け図解」としたものである。
なかでも、近世民家建築の伝統を受け継ぐ船がい造りの工法は、従来、
施行技術の解説書がなかったのでこれをもとめておいた。
また、扇垂木の工法については筆者考案の合理的な伏せ地割りの手法を示した。
木造の伝統的技術にはさまざまな手法があり、どれが良いと決めることには賛成できない。
まして、地域によってもその特色があるので、これを尊重した工法が
一番自然であろうと考えている。
(本書はしがきより)
目次
第1章 屋根の形状
第2章 小屋の構造
第3章 軒の構造
第4章 屋根工法と規矩術
第5章 勾配について
第6章 棒墨屋根の工法
第7章 船がい造りの工法
第8章 屋根の起りと反り
第9章 反り隅屋根の工法
第10章反り軒の工法
第11章振れ隅屋根の工法
第12章多角形屋根の工法
第13章扇垂木の工法
第14章入母屋・寄せ棟屋根設計例
付録 入母屋・寄せ棟と瓦の納まり
5800円(税別)
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