東京セブンローズ
文芸春秋
井上ひさし
ISBN 9784163183800
戦局いよいよ見通しのない昭和二十年春のこと、
東京根津に団扇屋を営む一市民が、日記を綴りはじめる。
その驚倒・讃嘆すべき戦下の日常の細密な叙述には、
一片の嘘もなく、まじりっけなしの真実のみ。
耐乏に耐乏かさねつつ、人々は明るく闊達そのもの。
この奇妙な時空は、悲惨ながら郷愁をさそわずにおかない。
そして敗戦、日記はつづく。占領軍は、忌むべき過去を断つべく日本語のローマ字化をはかる…。
国家、市民、そして国語とは何なのか?待つこと久し、笑いと勇気、奇想と真率。
記念碑的名著ついに完成。
戦局愈々のぞみない昭和二十年、
東京根津の団扇屋の主人が欠かさず綴る驚倒・讃嘆すべき日記帖。
日本語を救った女たちの物語!
国破れて国語あり。
しかし、そこに未曾有の危機 日本語のローマ字化!
執筆じつに17年。
その、歳月と情熱のすべてをかたむけた井上文学の最高傑作ついに成る!
¥2381(税別)
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