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日本の瓦屋根
理工学社
玉置豊次郎監修
坪井利弘
ISBN4844530135
■古寺を訪れる。そこには築地塀がある。堂塔がある。
そして風雪に耐えた甍がある。古い町並みを歩く。
そこには千本格子がある。そして苔むし瓦がある。
新しい住宅地を走り抜ける。アルミサッシ、モルタル壁。
陽に映える色とりどりの瓦。
もし、屋根から瓦をなくしてしまったら、日本の景観は、大きく変わることであろう。
このように、瓦は古くから、使われ、受け継がれ、現在も使われ、将来もなお
使われると考えられるが、瓦については、一般に、あまりよく知られていないようである。
この本は、瓦と瓦屋根についての入門書であり実用書である。
そして、建築士・建設業者・建築技能士・瓦製造業者・販売業者・施工業者などの
瓦関連業者、ならびに学生・生徒諸君および瓦に関心のある一般読者を対象としている。
●本書の構成
第1章は瓦に最も関係のある屋根について概説。
第2章は瓦の総論と瓦の一般的な歴史を述べた。
第3章は瓦の形について説明した。
第4章は瓦の葺き方と納め方について、くわしく説明。
いくら良い瓦でも、葺き方を誤ると、その価値は半減。
特に挿図を多くして、理解しやすいようにした。
第5章は瓦の作り方について説明した。
第6章は屋根面積と瓦の積算について説明した。
第7章は屋根の実例写真を掲載した。
目次
1 屋根
屋根の形・屋根の部分の名称・屋根葺材に要求される性能・
屋根葺材の種類・勾配・屋根の細部
2 瓦とその歴史
瓦の語源と定義・瓦の起源・瓦の分類・現在の瓦
3 瓦の形と名称
本葺型・本葺の瓦の種類・本葺型の瓦の大きさ・鬼瓦類・
日本型・日本型の瓦の種類・棟止瓦・曲り瓦・巴瓦・
面戸瓦・窓瓦・S型の瓦・スパニッシュ型の瓦・フランス型
4 瓦の葺き方・納め方
瓦工事の関係者・瓦工事の補助材料・瓦葺作業の道具・
瓦葺き方の種類・瓦工事の手順と方法・本瓦葺の葺き方・
入母屋破風・鬼瓦の寸法と据え方
5 瓦の作り方
製造の工程・素地の制作・鬼瓦の製造・瓦窯の種類・焼成法
釉薬瓦の製造・瓦製造の分業化
6 屋根と瓦の積算
勾配伸び率と隅棟伸び率・屋根面積の積算法・瓦の積算法
屋根の形による瓦数量の比較
7 終章
屋根の実例・瓦の名称について・瓦の日本工業規格・
台風と瓦屋根・瓦の技術者・日本の瓦屋根の将来
日本の瓦屋根 理工学社 玉置豊次郎監修 坪井利弘
3800円(税別)
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