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高齢者のレクリエーションシリーズ1
ちょっとしたリハビリのための手あそび・指あそび
黎明書房
今井弘雄
ISBN465405751X
いよいよわが国でも介護保険制度が始まります。
しかし、それでも高齢者の暮らしが豊かになり、充実していくわけではありません。
高齢者が「生きていてよかった」といえる環境作りが大切です。その環境作りの
一環として役立てばと、私は1998に「ちょっとしたリハビリのためのレクリエーションゲーム12ヵ月」
という本を作りました。
この本はおかげさまで、各地の高齢者福祉、医療関係の方々に活用して
いただいておりますが、それらの方々から「手あそびを中心とした本が欲しい」とのご意見がありました。
そこで今回、自分自身が老人施設、病院等での活動の中で行ってきた、
より具体的に、より身近にリハビリテーションを考慮した、誰でもどこででもできる
「手あそび・指あそび」を、私なりにまとめてみました。
この本が福祉施設、医療機関、老人クラブ等で役立つものとして利用していただければ幸いです。
最後に、この本を書くに当たって、私の元の職場の板橋中央総合病院と、
板橋区おとしより保健福祉センターの専門職のアドバイスを受けられたことに心より感謝いたします。
(筆者より)
1.脳と手の関係
手、指を運動させることは、血液の循環と頭の回転をよくし
ストレスの解消、イライラもおさめる効果があり、ひいては
長寿にもつながるといわれています。
2.長寿と健康の関係
ピアニストに長寿の方が多いのは有名です。
ホロヴィッツ氏は85歳まで演奏活動をしておりました。
このような壮健さは若いときから、絶えず指を使って脳
刺激し続け結果だといえます。
3.手指の運動とリハビリの関係
人間の筋肉はまったくつかわないと1日20%ずつその
能力が失われていくといわれています。
4.指導上の留意事項
健常者以上の方々に手あそびを指導するに当たっては、必ず
介護士、理学療法士、作業療法士、看護士のうちのどなたか
1人と一緒に行いましょう。
参加者にはきちんと目的を説明しましょう。何の目的でするかを
納得してもらって行いまょう。
軽いストレッチをおこなってからはじめてください。
参加者の名前を覚えましょう。
音楽や小道具を使いましょう。
お年寄りのペースに合わせてゆっくりと大きな声ではっきりと
行いましょう。
手指の運動が長寿や健康に、障害の改善や能力の維持に効果があることは
間違いありません。本書を通して、障害のある人にもない人にも、
楽しくいきるよろこびを与えられれば幸いです。
(本書より)
1500円(税別)
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