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ひきこもる心のカルテ
心の扉をひらくカウンセリング
朱鷺書房
井上敏明
ISBN4886025293
心を閉ざし、ひきこもる若者たち。
退行、薬物、遮断、希望をキーワードにしたカウンセリングで、
数多くの相談事例に成果をあげてきた著者が、いかにして
思春期の心を解放するかを詳述する。
ひきこもり不登校が減らないのは何故か。
いまや「ひきこもり」が大問題、それも児童、生徒に限らない大人の層まで。
ひとまとめにすると百万は超えるという。
その「ひきこもり」のルーツを辿ると「不登校」に
突き当たるのも否定できない事実である。
さて、不登校やひきこもりに直面した家族や学校、
大学、職場で、周りはどう対応するのか、実際は戸惑うあまり、
当人を傷つけ、追いつめるといったかかわり方になっている。
行けない、行きたくない、出られない、出ない、という現象にだけとらわれ、
一刻でも何とかしようとすればするほど、悪循環、窮鼠猫を噛むではないが、
出口を失って長引かせている事例が多いのである。
たとえは適切でないかもしれないが、犯罪の的確な初動操作や
火事の早期消化が解決と鎮火を約束するように、不登校やひきこもりを
最初にどう対応するかが問題なのである。
そのためには、その背後にある心と身体のトラブルを正しく理解し、
認知することである。暗号を解くほどに難題であるため、
かかわりに焦りが生じるのは仕方ないとしても、
いまだその初期段階での取り組みは遅れている。
(はじめにより)
目次
1 ひきこもりの心理臨床
自己表現できない少年たち/「不安」はどこから来るのか他
2 無気力からの脱出
無気力と身体の関係/自己を表現する力を養う/
子どもが元気を取り戻せば親も救われる他
3 心を開く
心的抑圧からの心の解放/生体リズムとストレス「圧」/
ストレスに強くなる/不安感と挫折からの脱却/カウンセリングによる立ち直り
ひきこもる心のカルテ 心の扉をひらくカウンセリング 朱鷺書房 井上敏明
1600円(税別)
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