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奪還
引き裂かれた二十四年
新潮社
蓮池透
ISBN 4104599018
怒りの手記!!
私たちは、二つの国と闘わねばならなかった。
「北朝鮮拉致」との闘いの驚くべき真実を描く!!
弟はどんな人間になっているのだろう?再会の時、頭に浮かんだのは
その疑問だった−−−平穏な生活を突然に破壊した「北朝鮮拉致」。
残された家族の悲嘆と絶望、無為無策の政治家・外務省への怒り、
感動の帰国をめぐる異常な混乱、そして“洗脳”を解くための論争の日々・・・。
四半世紀にわたり最悪の国家犯罪と闘い続けた兄が、
全てを語り尽くした渾身の手記!
プロローグ 帰ってきた弟
2002年10月15日午後2時過ぎ、羽田空港貴賓室。
晴れわたり、雲ひとつない空。一機、二機、三機、。
目の前を飛行機が通り過ぎて行きましたが、どれに弟たちが乗っているのか、
私には分かりませんでした。
私の目は、弟たちが降りてくるはずのタラップに釘づけになっていました。
私たち北朝鮮によって拉致された被害者の家族がいる貴賓室では、
「来た、来た」「あれに乗っているんだ」などと声があがっていたそうですが、
それさえ聞こえない状態だったのです。
薫が完全に朝鮮人になってしまっていたら、どう対応すればいいのだろう。
(本文より)
■目次
プロローグ 帰ってきた弟
第一章 二十四年間の“洗脳”
募っていく不安
あっという間の三十分
北朝鮮の代弁者?
驚くべき記憶力他
第二章 「あの日まで」
おばあちゃんっ子の兄弟
三度の大事故
ノンポリの学生生活
「ちょっと出かけてくる」他
第三章 薫は、どこへ・・・・
駆け落ちか、神隠しか
袋詰めにされて他
第四章 謎の国・北朝鮮
線香花火のようなマスコミ
黙殺された答弁
「北朝鮮による拉致」
第五章 「二つの国」との闘い
蹴飛ばされた看板
名ばかりの「救援議員」
空虚な“約束”
署名は、どこへ・・・
無法国家と無能国家
第六章 同じ日本人として
凍えた座り込み
父の手紙、母の手記
寝返った政治家たち
第七章 戻らぬ歳月
無為無策
アメリカへの期待
確認された「未確認」
終わらぬ闘い
エピローグ 弟と話したこと
奪還 引き裂かれた二十四年 新潮社 蓮池透
1300円(税別)
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