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調理場という戦場
朝日出版社
斉須政雄
ISBN 4255001537
日本のフレンチレストランの最高峰「コートドール」オーナーシェフが、
全身でつかみとってきた経験を全部出しました。
「コート・ドール」 斉須政雄の仕事論。
料理人とグルメだけが読むのは、もったいない本です。
熱くて深くて、火が出るような言葉が盛りつけられます。
どんな年齢の人が、どんな職業の人が読んでも、
身体の奥底から、勇気が沸きおこってくるでしょう。
糸井重里
(本書帯紙より)
ほんとうは人間の生き方から出るダシが、「いちばんおいしいもの」なのです。
(本文より)
プロローグ
世代が離れていても、時代が変わっても、「この子は、何かをやるだろうなぁ」という人が、
必ずいます。経験がなくて波止場でドキドキしながら海を見つめている。
海の向こうにいったい何があるのかを、まだ知らない。海に乗り出したくて、ただウズウズしているだけ。
・・・・そんな子の眼の中にも、「あ、この子はきっとやるな」という印が、もうすでに浮き出ている。
「人材不足」だとか、「最近の若い人は」とか、そういうことはあまり思いません。
今も昔も、すばらしい人はすばらしい。
だからぼくは、いいなぁと思う人に会うたびに「あぁ、世の中捨てたもんじゃないなぁ。
あの子は、やるだろうな。今から駆け出すところなんだなぁ」と思う。
経験があろうがなかろうが、年がいっていようが若かろうが、
「これから何かをやる」というタイプの独特の空気を持つ人を、
どうしても気にしてしまいます。自分も遠い昔に夢に向かって
体当たりをしたようなものだし、ドキドキしながら海を見ていたひとりだったから、
どうしても感情移入しちゃう。
何か、我が身を見ているというか。黙っていても、きっと最前線に走っていくだろうなぁと
おもうとワクワクするんです。
《ペルシアのことわざ》
腹が減ると肉体は精神になり、腹がふくれると精神は肉体になる。
1800円(税別)
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