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バスター・キートン自伝
わが素晴らしきドタバタ喜劇の世界
筑摩書房
バスター・キートン
藤原敏史訳
ISBN 4480873082
わが素晴らしきドタバタ喜劇の世界!!
破天荒な天才喜劇役者の語る半生。
「笑わぬ喜劇王」キートンが、映画のなかの凍りついた顔とは
また一味ちがった潤達な表情で、読む者を爆笑また爆笑に誘うことうけあいの
ウィットに富んだ傑作自伝。
目次
1 キートン三人組
私の顔のことですっぱい顔、死人の無表情、凍りついた顔、偉大なる石の顔、
そして信じようが信じまいが「悲劇的なマスク」とまで、長年の間いろいろ
な呼び方をされてきた。一方でかの優しき批評家の、今は亡きジェームズ・
エイジーは「その顔はリンカーンのそれと同様、アメリカ初期の規範であり
、脳裏に焼き付けられる、ハンサムで、ほとんど美しいとさえ言える」と
評してくれた。例の偉大な丸太割りの名手がこれ聞いてどう思うか見当も
つかないが、でも私としてはとても嬉しい。
人々は褒めもすればけなしもするが、それれでもこの顔はかれこれ六十年間
にもなる我がショービジネス人生のなかで、重宝なトレードマークに
なってくれている。六十年というのは正確だ。私が正式に両親の
ヴォードヴィルの舞台に出演したのは一八九九年、まだ四歳のときだったのだから。
2 ボクは社会問題になった
五歳のときに、親父は私をうちの出し物の名前の出る出演者にしてくれた。
世紀の変わり目のこの時代、家族ぐるみのヴォードヴィルの人気劇団は
何十もあったが、私ぐらい小さいころから看板に名前の出た子供はいない。
子供たちの多くはとても才能に恵まれていたし、その子たちをたとえば
私のようにショービジネスに売り出そうという親の方の熱心さも、そろって
うちの親といい勝負だった。
3 キートンの英国征服
4 神の住む祖国よ再び
5 映画界入門
6 世界が我らのものだったとき
7 人にもケモノにも熱愛され
8 笑いの止まった日
9 結婚と大儲けが忍び寄ってきた
他...
関連書紹介
☆リュミエール叢書
09 光をめぐって 蓮實重彦インタヴュー集
10 美女と野獣 ジャン・コクトー秋山和夫訳
11 溝口健二「血と霊」 佐相勉
12 アントニオーニの誘惑 石原郁子
13 レオス・カラックス 鈴木布美子
14 増村保造 山根貞男
バスター・キートン自伝 筑摩書房 バスター・キートン 藤原敏史訳
3200円(税別)
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