| 入門バクロ経済学
Introductory Bakuroeconomics
朝日新聞社
金子勝+テリー伊藤
「経済は永遠に成長しなければならないのか」
「銀行はサラ金とどう違うのか」
「景気がよくなることは本当にいいことなのか」
「『構造改革』はどこが間違っているのか」
「<ビッグバン>なんてやめちゃえば?」・・・・・・・・・
「経済学なんていらないと叫ぶ異端の経済学者と
天才プロデューサーがちまたにあふれる入門書ではわからない
「経済」の本質に迫る。
マクロ、ミクロ?・・・・・・・・・・・・そんなの全部ウソ、ウソ!
ヤワな入門書じゃわからない経済のヤバイ話。
熱血経済学者と天才プロデューサーによる、異色の対話集。
テリー そういえば、「双子の赤字」という言葉が80年代の新聞には
毎日出ていたような・・・・・・・なんか懐かしいね。
金子 レーガノミックスの失敗で、人々は手持ちの現金が
増えたもんだから、働くどころか借金しても消費するようになった。
欲しいモノを世界中からどんどん輸入するから貿易収支も大赤字、
財政赤字と貿易赤字が米国経済の大問題になった。
テリー でも、90年代には復活したよね。それはどうやったのかな。
金子 レーガンが残した負の遺産をブッシュ(父)はなんとしても
処理しなければならなかった。で、どうしたと思います?
テリー ブッシュパパがやったことと言えば・・・・・湾岸戦争か!
金子 そう。そして前にもちょっと言いましたけど、
戦争をいい口実にして増税し、ブッシュの跡を継いだクリントンが
最高税率をちょっと元に戻した。そしたら景気がよくなって、
やっと98年からアメリカは財政黒字に転換した。
これだって景気拡大のおかげという面が大きい。
一方レーガノミックスの負の遺産はまだ残っていて、
いまだに米国は貿易赤字、低貯蓄率が続いている。
アフガン戦争と減税で来年度はまた財政赤字に転落すると言われている。
サッチャーにしてもレーガンにしても、それからブッシュパパ、
今のブッシュにしてもアフガン戦争をやっていますよね。
ニューライトの政権に共通するパターンというのがある。
それが戦争なんです。
(本文「構造改革の正体」より)
(テリー伊藤)
金利はつかない、金は貸さない、税金は食う・・・・・・・・・
銀行なんて全部つぶしたっていいんじゃない?
(金子勝)
「偽善、矛盾、いい加減」
僕はね、もう経済学者なんて肩書き
恥ずかしいから取っちゃいたいくらいなんですよ。
目次
まえがき
1時間目 日本人は貧乏か
2時間目 経済はむそんなんじゃなかった会議
3時間目 さらば、銀行
4時間目 構造改革の正体
5時間目 お金ばかりじゃつまらない
課外授業 世の中で一番高いもの
あとがき
入門バクロ経済学 朝日新聞社 金子勝+テリー伊藤
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