34丁目の奇跡
MIRACLE ON 34th STREET
あすなろ書房
ヴァレンタイン・デイヴィス
片岡しのぶ訳
ISBN 4751521926
聖なる夜、何かが起こる!
こんなに心のあたたまる物語があっただろうか
「クリスマス・キャロル」以来の最高のクリスマスストーリー!
ニューヨークシティ、マンハッタン34丁目にあるメイシー百貨店。
おもちゃ売り場のサンタクロースとして、一人の老人が雇われた。
彼の名はクリス・クリングル。その風貌はサンタそっくりだった。
「オーッ”ついにめぐり会ったぞ!いままで読んだ中で、一番心が温まる本。
34丁目の奇跡は人に教えたくない!!」
井狩春男(エッセイスト)
本書の原作は、第二次世界大戦が終わってまもない、
一九四七年のアメリカで、映画『34丁目の奇跡』とほぼ同時に誕生しました。
作者ヴァレンタイン・デイヴィスは、映画版の脚本原案作者でもあります。
映画用のストーリー[老人ホームに暮らすクリス・クリングルという名の老人が
マンハッタン34丁目にあるメイシー百貨店にサンタクロースとして雇われ、
そこから不思議なことが次々に起こる]ーを思いつき、夫人に話してみると、
常日頃辛口の作品批評をする夫人が、めずらしく、「素敵よ!」誉めたのです。
勇躍、肉付けをほどこし、二十世紀フォックス映画会社に送ってみると、すぐに契約成立。
脚色は友人、ジョージ・シートンが担当し、配役はエドマンド・グウェン、
モーリン・オハラ、ジョン・ペイン、新人子役のナタリー・ウッドという顔ぶれで、
制作はスタートしました。
友人が映画用原案をハーコートブレイス社に送ったところ、副社長と編集長が
これを読み、「小説として出版しよう!」即決。本作りもすぐに動きはじめます。
出来上がった本は、まもなくベストセラーにランクされ、映画もアカデミー賞三部門を受賞!!
本文中、クリス・クリングルがこんなことを言っています
「クリスマスはカレンダーの日付とは別のものです。クリスマスは<心>ですよ」
サンタクロースも<心>なのでしょう。<心>は、箱に入れ、
リボンをかけて「はいっ!」差し出すわけにはいかない。
でも、だれもがかならずもつているとても大事ななにかです。
(片岡しのぶさん訳者あとがきより)
■34丁目の奇跡 著者・訳者紹介
デイヴィス・ヴァレンタイン
ミシガン大学卒業後、イェール大学大学院で演劇を学ぶ。
小説に『春の珍事』、映画脚本に『34丁目の奇跡』『グレン・ミラー物語』などがある。
片岡しのぶ
和歌山生まれの岩手育ち。
国際基督教大学教養学部卒業。
翻訳工房パディントン&コンパニイを夫と共同主宰。
■34丁目の奇跡 MIRACLE ON 34th STREET
あすなろ書房 ヴァレンタイン・デイヴィス 片岡しのぶ訳