| 100歳まで生きてしまった
If I Live to Be 100
新潮社
ニーナ・エリス
実川元子訳
ISBN 4105433016
大感動!超・長寿者いきいきインタビュー集
忙しい私が二晩で読み通してしまった。
日野原重明先生(91歳)
「米国に住む、20世紀をもろに経験した15名の100歳
以上の老人(センテナリアン)に会って得られたこの物語は、
100年にわたる人生が個性的に描かれ、読者に生き方の選択
が示唆される楽しい読物である」
本書は、最近アメリカ合衆国で出版された“IF I LIVE TO BE 100"という題名の、
百歳以上の長寿老人(センテナリアンと呼ばれている)十五名のインタビュー印象記
が翻訳されたものである。著者は、彼らの古い物語にも興味を持ったが何よりも
目を輝かして観察したのは、百歳を超えても、その多くが杖を突いたり車椅子に
乗ったり−しかし、毎朝湖でボートをこぐという爽やかな行動のできる老人もいた
−しているものの、ほとんどの方が好奇心旺盛で、不屈の精神と前向きの思考を
体現しているという事実であった。
そして老人たちは、時には会話に混乱があっても、ちょっと聞き返すと現在に戻って
素直に物語を続け、誰もがとても楽しい人だという印象を著者に抱かせた。
どの老人も世の人や地域社会とかかわりをもち、さっきのことは物忘れしていても、
進行した痴呆や持病で孤独になるような老いの仕方を示した人は誰もいなかった
ようである。つまり、百歳を越えられた人はよい遺伝子を持つだけでなく、
よい環境−それは、家庭や友人との触れ合いのある生活空間−に恵まれ、
さらに心の内なる環境もよい状態にあるのではないか。私は章を進めるに
つれてその思いを深くした。
(本書日野原先生の解説より)
目次
1 ビクトリア・ウイリアムズ「このごろの人たちは楽しいことばっかりだね」
2 エラ・ミラー「あのころはみんな水を飲んでましたよ。・・それはもうおいしい水でした」
3 モナ・ブレックナー「私は自分の役割を果たそうとはしてきたのだから」
4 アンナ・ウイルモット「私ってたいしたものだと思わない?」
5 アブラハム・ゴールドスタイン「過去に生きているわけではなく、いまを生きているんだ」
6 マーガレット・ローソン「私たちはよくその裏手にある公園に行ってはお昼を食べたわ」
7 ハリー・シャピムロ「シャピロがここにいたんだよ」
8 サディとギルバート・ヒル夫妻「サディは朝六時過ぎると寝ていられないんだよ」
9 ルース・エリス「私は本当にふつうの人間なのよ」他
100歳まで生きてしまった 新潮社 ニーナ・エリス 実川元子訳
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