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PLATONIC SEX
プラトニックセックス
小学館
飯島愛
「私の舌を入れさせて。神さまおねがい。」
「こんなに愛してる」伝えたくて彼女は呟く。
一度吐き出してしまえば2度と
読み返すことのなかったノートをひも解いてみたいと思った。
それは、彼の白いバスロープがきっかけだった。
いつだって「今日が愉しければいい」と逃げていた私が、
この瞬間、自分の内面を覗いてみたいと思うようになった。
これまで書き散らかしてきたさまざまな想いを、
ひとつひとつ拾い集めて紡いでみよう 。
(プロローグより)
「あッ、イ、イっちやう〜」私は腰をくねらせパパの顔に下半身を押し当てる。
私は気が遠くなる。
「何が欲しいんだい?」
乱れ満たされ、またすぐ欲しがる私をパパは焦らせる。
「…………パパが、欲しいの」
弛んだ背中に手を回し、大きく股を開いて彼の腰を引き寄せる。
「パパのナニが欲しいんだい?」
「お願い……、欲しいの…」
欲しいのはお金だけだったはずなのに。でも所詮オヤジはオヤジでしかない。
生理中で嫌がる私を無理やり押し倒しタンポンのひもをひき抜く、
刺青を背負ったオヤジ。
お金をもらうことさえ怖くなり、逃げるようにその場を離れた。
バーコード、金縁メガネ、紺のスーツ、一見マジメそうなオヤジが
平気で中出ししようとする。
そのまま寝てしまったそいつの財布をこっそり見てみると、たった二万円しかなかった。
(本文より一部)
「そうやって、生きてきた。」
1300円(税別) |