
■目次
カール・デンケ
スタンリー・ディーン・ベイカー
ジョン・クリスティー
ブラック・ダリア・キラー
ジョン・ウェーバー
H.H.ホームズ
ファントム・キラー
ハインリッヒ・ポメレンケ
ジェラルド・ギャリコ&チャーリーン・ウィリアムズ
ジョセフ・ヴァシュー... |
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殺人王
世界殺人鬼ファイル2 地獄の毒毒キラー
太陽出版
目黒殺人鬼博物館編
ISBN4884692624
〜地獄の毒毒キラー〜
サックリヤラレテミマセンカ?
死体放題!!殺りたい放題!!
世界最凶52人のシリアルキラーが地獄から蘇る!!
「残虐度」「フェチ度」「衝撃度」解説付き!
抱腹絶倒「世界のZ級ニュース」も同時公開!
「ノッティング・ヒルの怪物」ジョン・クリスティ、
「『13日の金曜日』のモデル」ファントム・キラー、
「フランスの切り裂きジャック」ジョ・ヴァシュー、
「鉄の牙」ニコライ・ズマガリエフ、
「デュッセルドルフのカップル殺し」ウェルナー・ボースト、
「ムーア殺人事件」イアン・デレイディ&マイラ・ヒンドレー、
「ヒルサイド・ストラングラー」ケネス・ビアン&あんじェロ・
ブオーノ、「死の家」マルセル・プジョー、「ラムベスの毒殺魔」
ニール・クレーム、「ゴリラ殺人鬼」アール・ネルソン・・・・
など実在の殺人鬼が復活!!
シリアルキラーは21世紀も元気いっぱいだ。その証拠に、『フロム・ヘル』が映画化された。
元祖シリアルキラー、切り裂きジャックの事件をモデルにした映画で、タイトルの「地獄より」は、
ジャックが警察に送りつけてきた犯行声明文にあった文句なのだ。
この映画の原作は、イギリスで出版されたアラン・ムーア作の大人向けコミックスだった。
この『フロム・ヘル』はイギリスで出版されるなり、その残酷な殺戮描写で大問題となり、
発禁処分になるという快挙を得た。同時期にイギリスでは『ロード・ホラー』という
グリフィック・ノベルも発禁になって、ちょっとした発禁ブームだったようだ。
『ロード・ホラー』は切り裂きジャックとドラキュラとヒトラーのイメージを
合体して作り出されたキャラクター、ホラー卿なる主人公が、
とにかく殺人をしまくるというストーリー。
どちらもまだ邦訳は出版されていないが『フロム・ヘル』は映画化されて、
日本でも観ることがだきたわけだ。21世紀になっても、
切り裂きジャックはいきかえることができたし、いまだに人々の強い関心を
集められることを証明したのだ。切り裂きジッャク事件が起きたのは、
1888年。18世紀末である。
いま、19世紀ロンドンの他の出来事や事件を瞬時にいくつも列挙できる人がいるだろうか。
あるいは、当時、何が流行していたかわかる人がいるだろうか。専門的に研究しているか、
個人的に興味があって資料を読んでいる人ならともかく、
当時のことは忘れさられているはずだ。
ところが切り裂きジッャクはちがった。19世紀末に興味のない21世紀の人間でも、
ジャックになら興味を抱くのだ。ジャック・ザ・リッパーは21世紀にも生きている。
地獄の狂獣、ジャック・アライヴである。
切り裂きジャックは時代を超えて生き続け、定期的にスポットライトを浴びて蘇る。
このあり方は、すでに人間とはいえない。
不死の存在だ。昔だったら、ドラキュラに似ていると言われるだろう。
いまなら、ジェイソンとか、マイケルとか、フレディがそうだ。
連続殺人を犯し、映画の作中で何度死んでも生き返る。
映画作品としても、みんなが忘れた頃に、新作が出来て、蘇る。
ジャックはそういったスブラッター・ムービーの人気キャラみたいな存在と化している。
人間か、怪物かわからない連続殺人鬼といえば、映画化された『ジェヴォーダンの獣』への
フランス人の関心の高さは、まるで、切り裂きジッャクに匹敵するほどだ。
1700年代にフランスのド田舎で起きた、若い女性と子供だけを斬殺する
なぞの「獣」の事件である。
3年に渡って事件は続いたが、「獣」は退治されず、真相はなぞのままだ。
目撃された特徴を合わせると、「獣」は実在の動物には思えない。
さらに人語を解したとなると、動物の着ぐるみを着た変質者、
今でいうサイコキラーだと考える方が自然だ。
ましてや、野生動物が若い女の子と子供だけを好んで狙って
切り裂いたり、内臓を引っ張りだして放置するというはの考えづらい。
映画では「獣」の正体と事件に、ファンタスティックな新説を採用していたが、
いずれにしても、いまだにフランスでは、このジェヴォーダンの獣事件に関して研究が続いているし、
今回の映画化までされた。人々の連続殺人の謎に対しての興味は尽きないのである。
(本書はじめにより)
1400円(税別)
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