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元刑務官が明かす刑務所のすべて
衣・食・住から塀の中の犯罪まで実録・獄中生活マニュアル
日本文芸社
坂本敏夫
ISBN 4537250518
怖い、絶対入りたくない!!
≪それでも知りたい人のためのムショ読本≫
死刑囚、ヤクザの組長、クスリの密売人、強盗殺人犯、ストーカー・・・・。
女囚、少年、精神障害を装う懲役受刑者たち・・・。
あらゆる自由を剥奪されたヤクザでも泣きの入るムショ暮らしの実態とは!!
あっと驚く、懲りない囚人たちが装う仮病の数々
@腰痛で歩けない
A精神病の間ね
Bクスリの禁断症状のマネ
C歯茎を傷つけ血を飲み込んでから吐く吐血
D手を切ったり鼻血を出して飲み込み下血する
E眼球に箸を突き刺すなどして自分の身体を傷つけるなど
(本文より抜粋)
21世紀は犯罪の急激な増加で幕を開けた。
犯罪者が行き着く先の刑務所は満杯。特に女子、外国人の犯罪が増え、
日本人男子の初犯者が収容定員を大きくオーバーしている。
さらに定員六人の小雑居中心の現在の刑務所は収容人員の調整が難しい。
打開策とて二段ベッドの整備をはじめたところもある。
治安、経済、人心すべてが悪化し、政策は厳罰化に向い、思想的には個人主義が
後退しつつある現代。国民は自由よりも、ささやかな幸せがかなう安全を選択し
はじめたということかも知れない。刑務所の中は社会の縮図とも言われるが、
徹底した管理社会である。全体主義社会になるとこうなるのかなと思うことも
しばしばだ。刑務所でも十数年前から将来訪れるであろう国際化、高齢化、
への対応が問題になっていた。しかし、予想外の早さでそれはやって来た。
外国人受刑者の数は十年前は二百人余り、全員が府中刑務所にいた。
しかし今は二千人、各地の刑務所に入れなければならなくなった。
施設側は言葉に宗教、食事など盛り沢山の課題に四苦八苦している。
高齢化も深刻である。老人受刑者の姿を見ると社会復帰のことが心配になる。
社会から隔離、隔絶されている刑務所の中、時の流れは遅い。
生活レベルは昭和三十年代から四十年代前半といったところか。
社会から隔離するだけではない日本の刑務所のいいところは、
労働を強制しながらも職業訓練を積極的に行っていることである。
出所後の半数は立派に更生している。
本書は不幸にも囚われの身になった人とその家族のために書き始めたものだが、
一般の人にとっても警察と裁判所は全く縁がないとは言えない時代になっているので、
実用書・教養書としても役に立つように構成したつもりである。
(本書はじめにより)
目次
第一章 初公開!!かくもブルーなムショ暮らし
これが刑務所だ〜すべてが奪われる塀の中の真実!
少年はどのように裁かれるか〜アウトローを大量生産する
大人社会
第二章 囚人たちの○禁マニュアル
誰も教えてくれないムショの掟
極道も震え上がるムショのルール
はじめて明かされる囚人たちの“服役術”〜一日も速く出所
するコツ
ここまで違うか!?女たちのムショ暮らし〜女囚一人ひとりに
ドラマがあった
第三章 ムショへの道
逮捕から一審判決まで〜実刑判決!!その時あなたは・・・
判決に不服があるときはどうするのか〜残された道は控訴のみ
知られざる保釈の実態
恐るべき刑罰の実態
死刑の執行は確定後七、八年先
刑務作業を強制される懲役
第四章 ヤクザでも泣きが入るムショ生活
どの刑務所に送られるかが問題だ!?
ムショ収容から配役まで〜並みの体力ではまたない地獄の新人
教育
第五章 ザ・仮釈放
シャバへの遠い道のり〜刑期三分の一経過で仮釈放は本当か
出所後に待ち受けるシャバの空気〜冷たい世間から身を守る
あの手この手
1300円(税別)
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