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「田中真紀子」研究
文藝春秋
立花隆
政治はドラマだ!
権力とカネ、忠誠と裏切り。
そして男と女、女と女の愛と嫉妬と憎しみの物語。
「角栄がわからなければ、いまの政治はわからない」
この本は、田中真紀子礼賛の本でもなければ、
ストレートな真紀子批判の書でもない。
この本の主人公は田中角栄であり、
日本の政治そのものといっていい。
日本の政治はなぜかくのごとき惨状を呈するにいたったか。
ここに我々が同時代に目撃した最も壮大な政治ドラマがあり、
政治的人間ドラマがある。
立花隆
「政治家、田中角栄は一人の人間としてものすごい人。
あの人を越えるような人物に今後出会うことはないのではないか」(田中真紀子)
「大平正芳さんから田中に何回も電話がかかってきた。
『兄貴、兄貴、どうしよう、どうしたらいいんだろう』
『君は座して死ねつもか、即解散だよ。打って出るんだ』」(佐藤昭)
角栄が倒れ連絡が断たれたあと、佐藤昭の自宅の秘密電話が鳴った。
受話器をとると「ウッ」という声が飛びこんできた。うめき声にすら聞こえる。
「オヤジからだ」そう直感した。(『闘争−角栄学校』)
「創政会を甘やかしたのも、娘を甘やかしたのも、すべて田中だ。
田中を恨む」(佐藤昭)
「聞き覚えのある声であった。『真紀子さん、真紀子さんね』
『どなたですか?』『あなたねぇ、自分のやっていることがわかっているの?』
ある女性の顔が受話器の向こうの聞にはっきり浮かんできて、
愕然とした」(田中真紀子)
田中真紀子問題に発言しなかった理由
ワイドショー化する政治の問題
TVはどこまで真実を伝えているのか
ワンバイト化する日本の政治
角栄と真紀子の共通点「批判を否定するだけで証拠は出さない」
角栄の二つの遺伝子問題
自民党がいまだひきずる角栄型政治
真紀子が引き継いだ角栄の“生物学的遺伝子”
真紀子の何が問題なのか?
角栄・真紀子親子の異常な人気ぶり
「越山会の女王」佐藤昭秘書
汚れ役に徹し実力者に
.....その他
1500円(税別)
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