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田中眞紀子の正体
草思社
上杉隆
こんな女性が悲しいかな外務大臣だった...
眞紀子研究の第一人者が描く眞紀子外相の279日とその前後
「「非情な男・小泉純一郎と可哀想な女・田中眞紀子」という
作りになっていれば、なんでもいいんです。」
(テレビ局社員)
こうして「悲劇のヒロイン」はできあがったのだ。ちょうど1年前と同じように、
ふたたび「虚像」が一人歩きを始め、眞紀子への期待は更迭後
むしろ高まっていくようだった。
(本分より)
真紀子外相の登場から現在に至る一年は、日本のポピュリズムが
猖獗をきわめた一年だった。
それはまた、日本の政治の将来を暗示するものでもあった。
メディアは、視聴率を上げるため、あるいは雑誌・新聞の売り上げを
伸ばすため、そして時には抗議の電話を恐れて、事実を国民の前から
覆い隠したのである。
このことから国民が受けた損失は、はかりしれないものがあった。
この本は、二年間にわたって真紀子を取材しつづけた気鋭の
ジャーナリストが、渾身の力を込めて真紀子をめぐる隠された事実を
明らかにしたものである。
日本のノンフィクションに新しい地平を拓く作品であるとともに、
すぐれた政治論であることもまちがいないだろう。
目次
蜜月
綻び
いやな事件
情報漏洩
危機の兆候
八月の乱
本当の危機
戦い
断崖
復権へのシナリオ
ピンチ
メディア
エピローグ
1470円(税別) |