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魂の殺害
虐待された子どもの心理学
青土社
レオナルド・シェンゴールド
寺沢みづほ訳
ISBN4791760123
「そんなことが本当におこったのだろうか?」
親からの虐待や無関心が、子どもたちの魂を殺すー児童虐待に
よるトラウマの治療に新しい道を拓いた精神分析家が、その病
理を詳述。豊富な臨床例や文学作品を題材に、虐待の記憶と空想
の見分けがたさ、症状としてのナルシズムやマゾヒズム、治療
への足どりまでを具体的に明らかにする。
■本書に寄せられた絶賛の声!
子ども時代のトラウマの影響に興味を持つすべての人々が 読むべき本。
ロバート・ウォラースティン(精神科医)
シェンゴールドは臨床家としてばかりではなく、創造力
あふれる思想家、書き手としても超一流だ。
アルバート・ソルニット(イエール医学校上級研究員)
無意識への領域へと踏み込む筆致は驚異に値する。
アレクサンドラ・ハリスン(ボストンの精神分析医)
どんな人も、成長してゆく過程において、ある程度は放っておかれるし、苦しめられさえ
するのは避けがたい。私が「魂の殺害」という用語を使ってきたのは、大人が明らかに
子どもに対して意図的に虐待とネグレクトを行い。
それが心に傷を与えるほどにひどく、頻繁であった場合である。
それはこういうことである。すなわち、その後の子どもたちの情緒発達が深く、
そして主として悪い方向に影響されたということ、かって子どもたちに起こった出来事が
いろいろなことを動機付ける無意識的空想において大きな位置を占めてきたこと、
子どもたちがその傷つけられた過去に受けた残忍さ、暴力、ネグレクト、憎しみ、誘惑、
レイプの反復脅迫に支配されていること。
児童虐待は近年騒々しいほど注目を集め、重要な研究のテーマとなってきているけれども、
その頻度、原因、影響、そしてとくにどのようにそれに対応するか、どういうふうににして
なるべく起こらないようにするのかといったことについてはまだわかっていないことがたくさんある。
大人による児童の虐待は人間性に内在する何か、つまり、破壊的でサディスティックな衝動に
もとづいているのだから、私は、それがいつかなくなり得るとは思わない。
(本書序章より)
魂の殺害 虐待された子どもの心理学 青土社 レオナルド・シェンゴールド 寺沢みづほ訳
2800円(税別)
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