謝罪します
文藝春秋
八尾恵
「よど号」グループの元”妻”が、北朝鮮での生活、金日成との出会い、
ヨーロッパでの誘拐工作など、封印されたすべての真実を、
今ここに語る。
「私が有本恵子さんを誘拐しました。謝罪します。」
有本さんは、本当のことが分かっていたら当然、
北朝鮮に行くことを拒否したでしょう。
そんな気は全然ないと言ったでしょう。
それは当時私にも分かっていました。
しかし、それは彼女が覚醒されていないからだと考えていました。
自分は世の中の役に立つことをしているのだと
信じて疑いませんでした。
今はなんと傲慢だったのだろうと、やったことを後悔しています。
なんて馬鹿だったのでしょうか。
(「本文より」)
●
金日成は「よど号」グループに結婚相手を見つけるように教示していた。
●
革命村に来た金日成に、私は思わず右腕にぶら下がってはしゃいだ。
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岡本武と福留貴実子さんは「よど号」グループと反日して隔離され、その果てに死が。
●
北朝鮮に連れ出したMさんは、「よど号」メンバーの”妻”に恋したため、
思想教育は失敗。
●
パリで出会ったKさんに愛を告白されたがリーダー田宮高麿は「敵線」と疑い、
獲得工作は中止。
●
有本恵子さんが北朝鮮に出発する前日、就職祝いに純金のピアスを贈ると、
被女は銀のブレスレットをお返しにくれた。
目次
プロローグ 私の夢
第1章 愛を求めて
おてんば少女
十四歳の告白
迷走の思春期...他
第2章 強制“結婚”
愛と配慮の招待所生活
映画と歌劇の思想教育
日本革命村へ...その他
第3章 「よど号」グループの正体
村での特権生活
金正日の愛と配慮
メンバーの素顔...その他
第4章 ヨーロッパ拉致疑惑事件
スペインでの同志獲得工作
Iさん、Mさん拉致疑惑事件
Kさん獲得作戦...その他
第5章 娘達の母として
「夢見波」の仲間達
女性という立場からの出発
マインドコントロールからの解放...その他
エピローグ 謝罪
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謝罪します 文藝春秋 八尾恵
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