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  鮨を極める
講談社
早瀬圭一
ISBN4062683792

東京、横浜、名古屋、京都、金沢・・・・・・・・
16店舗の職人たちが握りに込めた技と心。
彼らの鮨には人生の味がする。
鮨一筋に40年余年食べ歩いた大宅賞作家が描く
異色人間ノンフィクション。

男たちはなぜ鮨屋になったのか、一徹。気鋭。円熟。
16人の鮨職人たちの技と心!

小野二郎 【すきやばし次郎】主人
七十八歳のいまも握り続ける。職人として頂点に立つ。
「すきやばし次郎」の主、小野二郎は、平成一五(二〇〇三)年
一〇月二七日で満七八歳になる。
むろん今でも現役でつけ場に立つ。四十三歳と四十一歳になる
二人の息子もすでに鮨職人としては一人前だが、
まだまだ小野に代わることは出来ない。
年齢だけでいえば、とっくに盛りを過ぎたはずの
親父の腕と気力が冴えわたっているからだ。
店の休日の日曜日、小野の一日のスケジュールはほぼ決まっている。
普段の日より幾分遅く、午前八時過ぎに目をさます。
ゆっくり起きて朝の朝食をとる。味噌汁、鮭の焼いたもの、海苔のほか、
佃煮と漬物ぐらいだ。ご飯を軽く一杯。
食べ終わると、朝刊に目を通す。三分のときもあるし、
一時間かそれ以上かけてじっくりと読むときもある。
そのあと妻朝子や同居している長男禎一と、
とりとめのない世間話をすることもあるし、ソファで独りくつろぐときもある。
昼のニュースを見てから家を出る。地下鉄に乗ろうと思えば、
最寄りの駅は丸の内線中野新橋だが、雨とか雪が降ってない限り新宿まで歩く。
手を使う仕事なので、日焼けしてシミが出来ないように細心の注意を払い、
夏でも冬でも要するに一年中手袋をはめている。体調がよければ、
さらに四谷まで足を伸ばすときもあるし、
もっと頑張って店のある銀座まで歩いて行くこともある。
(本文より)

【目次】
巻頭カラー口絵
一  小野二郎 すきばやし次郎主人 職人として頂点に立つ
二  水谷八郎 次郎よこはま店主人 横浜で十年夢は銀座へ
三  田島道弘 神保町鶴八主人   前親方のちらしは楷書の味 
四  石丸久尊 新橋鶴八主人    “師岡学校”卒業生
五  鈴木隆久 奈可久主人     創意工夫と客あしらい
六  油井隆一 き寿司主人     左利きで人一倍の苦労も
七  青木利勝 青木主人      小学校に帰りに店を手伝う
八  原田昭徳 徳助主人      高校生から鮨屋でバイト
九  荒木水都弘 あら輝主人    カリスマ鮨職人
十  大野勝輝・晃稔 成田主人   父の域まで十年かかる
十一 佐藤功一 寿し銀主人     奇をてらわず真っ当な鮨
十二 酒井正賢 吉野鮓主人     悔しい思いをして現在が
十三 藤原資平 楽家ずし職人    「ぼん」は元仕出料理人
十四 飯田壯夫 司主人       「北の鎌倉」に理想の鮨屋
十五 吉田勝昭 千取寿し主人    金沢一の鮨屋にしたい
十六 小澤諭  おざわ主人     銀座にこだわる

鮨を極める 講談社 早瀬圭一

2300円(税別)
鮨を極める 講談社 早瀬圭一 単価 2,300円 購入数

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