呪いの研究 拡張する意識と霊性 トランスビュー 中村雅彦  

呪いの研究
拡張する意識と霊性
トランスビュー
中村雅彦
ISBN4901510150

呪いは今なお存在する!!
さまざまな実例をもとに、現代科学の枠組みを
超えるその効力を、民俗学、心理学、トランスパーソナルの
視点から多角的に分析。
全く新しい「魂の心理学」を提唱する。

呪いと聞いて、みなさんは何を想像するだろうか。
真夜中、ロウソクを立てた鉄輪を頭につけた白装束の女が、
鬼気迫る形相で、神社の木にわら人形を五寸釘で打ちつける
姿が浮かぶかもしれない。さらにそれは、奈良・平安の昔に
行われていた迷信だと思うことだろう。現代は科学的な合理主義に
裏づけられた時代である。人間は誰かから呪われているのでは
ないかと思い込むと、その不安から暗示にかかり、心身の不調を
訴えるようになることがある。それが呪いの正体だと科学的には説明がつく。
そう考えてしまえば、それだけのことである。
自己暗示が原因なら、こちらが呪いなどまったく気にかけなければ、
何の異変も起こらないはずだ。けれども、話はそう簡単には終わらない。
男女の恋愛関係のもつれ、学校や職場での人間関係のいざこざ、
仕事上のトラブルなど、他人を妬んだり、恨んだりする気持ちが
こみ上げてくるような出来事は、誰もが多かれ少なかれ経験することだ。
しかも、そうしたストレスや欲求不満の種を作った相手を直接攻撃して
鬱憤を晴らしたり、復讐を果たすこともままならない。
歯がゆくて仕方がないが、かといってこのままじっと耐え忍ぶこともだきない。
そういうときに、「呪い」という言葉が頭をもたげる。

目次
第1章 四国魔界フィールドワーク
 「魔界」四国に住む/四国の呪術師/「拝み屋」たちの
 いきざま/苦悩と苦難/現代の呪術戦/新宗教の呪縛/
 呪詛シンドローム
第2章 呪術の歴史
 呪術の起源/神道と仏教の出会い/山林修行者/修験道/
 憑き物信仰とは何か/憑き物の社会心理的な背景/犬神の幻磨/
 憑霊信仰と差別/使い捨てられる祈祷師たち/カミを呼ぶ「血」
第3章 シャーマンの危機
 霊性とは何か/宗教的な現象と民衆文化/偽りの霊性/
 神秘体験か、精神錯乱か
第4章 呪いの構造
 超常的な意識の働き/心の力/拡張する意識他
第5章 呪いから癒しへ
 科学と宗教の結婚/物理学者の考える「心」/ノンローカルな
 癒し/移植された臓器の記憶他...

呪いの研究 拡張する意識と霊性 トランスビュー 中村雅彦

2400円(税別)


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