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骨董入門
暮らしのなかに活かす
池田書店
吉田新一
ISBN42621146944
良き古き物は、いまでも愛され、生きつづけている!!
私たちの生活する環境をあらためて見渡して見ましょう。
なんとおびただしい物に取り囲まれて、来る日来る日を迎えては送り出していることでしょう。
その物すら使い捨てながら、また新たに買い求めているというのが、
現代という時代と人間の特徴となっています。
その様相を指して消費社会と言っているようですが、それが習性化されますと、
物ばかりか時間まで使い捨てるようになる恐れがあります。
骨董という語は古代中国に発して、それはゴチャゴチャとした雑多なものの代名詞で、
後になって古道具や古美術品を指すようなったそうです。
言いかえれば、雑多な物(量)から長く役立ち美しい物(質)選び出すことに他なりません。
それは消費社会での生き方と対極をなす姿勢です。同時に、生活の質を高め、
雑多でない単純化への道につながるでしょう。
骨董はまず古い物でなければ、その名に価しません。
百年、二百年を経て生きつづけ、役立ってくるのには、それを大切に使い、
そして次に来る人たちに伝達する人がいなければ、骨董の存在は不可能です。
物を愛して大事にする心の持ち主がいて、それにふさわしい物があって、
はじめて骨董が存在するのではないでしょうか。
そして、それを伝世する。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、
そう考えますと骨董は生活文化の遺産と言えるでしょう。
私はそのような骨董に関心を待ちつづけ、本書でそれらの物に関わることに
大きな喜びを抱いています。
(本書はじめにより)
目次
T 暮らしのなかに活かす骨董のある風景
U 骨董とは何か
基本的な骨董の定義を考えて、骨董の魅力的な世界へ
V 骨董にはどのようなものがあるか
やきもの・日本のやきものの種類を、形、装飾、産地などの
角度から紹介する
中国のやきものと家具
朝鮮のやきものと家具
絵と書・絵といい、書と言ってもさまざまある。その「用」の
変遷を探る
漆工芸・蒔絵をはじめてする漆器が示す高度な技術が、見る人
の目を驚かす
時代家具・「木の国」日本を象徴する箪笥を代表格に、家具の
いろいろを示す
仏像・暮らしのなかで、庶民の祈りを受け入れ、勇気付づけた
仏像の効用
木工芸・竹工芸・時代裂・硝子工芸・装身具・西洋アンティーク
W 骨董はどのように選び、買ったらよいか
Y 骨董はどこで、どう買ったらよいか
全国骨董店ガイド
全国骨董市ガイド
骨董入門 暮らしのなかに活かす 池田書店 吉田新一
1700円(税別)
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