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管仲
上巻
角川書店
宮城谷昌光
ISBN4048734474
至高の名宰相、その波乱の生涯!!
知の管仲、義の鮑叔、「管鮑の交わり」として名高い男の友情。
壮大にして清廉な人間模様を描く。
「春秋時代を知りはじめたころから、管仲を小説で活躍させたかった」
宮城谷昌光
■時に戦雲が天を覆う春秋時代前期、「管鮑の交わり」として
名高い管鮑と鮑叔は周の都で出あう。以後、ふたりは異なる性格ながらも
互いを認め、ともに中原の沃野を駆け抜けていく。
しかし、時代はまだこのふたりの天才を知らなかった。
のちに、思想家、為政者として卓越した能力を発揮し、
理想の宰相と称された管仲の生涯と、彼を支えた人物群像を余すところなく描いた、
渾身の歴史長編。
逆光の人
「遠路はるぱる、ようこそ」
明るい声であった。その声の主は鮑叔が馬車からおりるのをみとどけると、
御者にやわらかく声をかけて馬を厩舎にみちびいた。
すぐに御者が鮑叔のもとにもどってきた。
「気のつく男です。さっそく馬を車からはずし、馬には水と飼い葉をあたえ、
手際よく車体の泥を落としいます。あのような家臣をもっている召公は
良俊の人にちがいありません」
「そうか・・・・・」
(本文より)
管仲 上巻 角川書店 宮城谷昌光
1600円(税別)
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