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「田舎の家」をたたむということ 講談社 堀込賢一  

「田舎の家」をたたむということ
講談社
堀込賢一
ISBN4062683660

長男の悩み、長女の憂鬱。
田舎の老親と家のこと、あなたはどうする!?
役立つデータ情報満載!!

お袋よ。心配しないでくれ。決して群馬の家をたたもうというんじゃない。
この本で、いわゆる「家」制度のこと、「長男」の悩みを書いただけなんだ。
俺は子供のころからチョーナン、チョーナンといわれて嫌だった。
でもあの家がきらいなわけじゃない。
自分が生まれて育った家だし、きらいなわけないだろ。
「家」にこびりついている古い考え方が嫌だったんだ。
蔵の重い扉みたいにどす黒くて重くて人を押しつぶしそうで。
家をたたむというのは、そういう古い考え方から自由になろうというだけなんだ。
安心してくれ。お袋もよくいってたな。
赤ん坊の俺を連れて実家に逃げようとしたら、おばあさんに見つかって
「ケンはおいてきな!」といわれたって。俺が跡継ぎだからそういったんだろ。
俺の中にも遺伝か何かしらんが、そんな家への何かが積もり積って残っているんだろう。
そんな人を押しつぶすような「家」はたたもうということなんだ。わかってくれ。
《親愛なる息子より》

目次
第一章 田舎の家を出る長男長女 「家」制度の崩壊
 「この家はどうなるんだい!」
 老親の絞りつくされた希望と長男の十字架
 結婚するとどうして女だけが姓を変えるの?
 夫婦別姓をとる長男長女カップル他
第二章 老親を田舎に残すか、都会に引き取るか
 遠距離介護で親の面倒をみる
 母親の世話で東京−神戸を八年間往復
 茨城県の山村から東京の長女のもとに転居
 好奇心と積極性で近居生活を楽しむ両親他
第三章 田舎の家と荒れる畑をどうするか
 自分が家を継がなかったから田畑が荒れているのだ
 買い手も借りてもない田舎の現実と長男のうしろめたさ他
第四章 先祖代代の墓をどうするか
 本堂の屋根を補修するのでウン十万円の寄付をお願いしたい
 肩に重い田舎の菩提寺とのつき合い他
第五章 来るべき親の死と葬儀のこと
 故郷を離れて三〇年、地域のことも実家のこともわからない
 父親と母親の葬式をとり仕切る他
第六章 親の遺したもの−相続と遺言について
 二束三文の遺産と切迫した親の実情を前に
 不甲斐ない己の現実他
第七章 家をたたまないで残す七つの方法
 できれば田舎の家を壊さずに何かに使いたい

「田舎の家」をたたむということ 講談社 堀込賢一

1700円(税別)

「田舎の家」をたたむということ 講談社 堀込賢一 単価 1,700円 購入数

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