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読書からはじまる
NHK出版
長田弘
ISBN 4140805641
人は、読書する生きものである。
読書の未来を見つめる詩人・長田弘の“書き下ろし”エッセー!!
本書あとがきより
人は読書する生きものです。人をして人たらしめてきたのは、そう言い切ってかまわなければ、
つねに読書でした。読まないでいることができない。
それは人の本質的な在りようであり、それゆえ人のこの世の在りようを確かにしてきたのは、
いつのときも言葉です。もの『読書からはじまる』であらためて考えたかったのは、そのような
きわめて人間的な行為にほかならない読書というものの未来です。
人の不確かな人生に読書がもたらすものは存在の感覚であり、また存在の痕跡です。
いつも胸底にある、人生の贈り物としての読書についてうたった幕末の人、橘曙覧の歌。
たのしみは 人も訪ひこず 事もなく 心を入れて 書を見る時
たのしみは 世に解きがたく する書の 心をひとり さとり得し時
たのしみは そぞろ読みゆく 書の中に 我とひとしき 人を見し時
本書の目次
1 本はもうひとりの友人
2 読書のための椅子
3 言葉を結ぶもの
4 子どもの本のちから
5 共通の大切な記憶
6 今、求められること
7 読書する生き物
8 失いたくない言葉
1500円(税別)
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