 |
|
実用図解大工さしがね術
尺寸法併記
理工学社
玉置豊次郎
墨付け実技のすべてをこの一冊に全図解。
●棒隅屋根、入隅屋根、振れ隅、そり軒など、小屋部材や軒回り部材の
墨付け作業の実際を、1つの作業単位ごとまとめて平易明解に図説。
●尺寸法によって説明するとともに、メートル寸法にも応用できる
「木の身返し法」を使った墨付け法をも収録して、規矩術が誰にも
理解できるようにした。
●初心者の大工技術習得書として、また1,2級建築大工実技試験受験者、
大工技術者、職業訓練指導員の参考書として好適である。
“建築は木造に始まって木造に終わる”といわれている。これは至言であって、
これほどよ(建築を説明した言葉はない。学校では先生が最初に木造を
教えてくれる。それからだんだん鉄骨や鉄筋にはいる。
それで学校にいると木造より鉄骨や鉄筋の方が高級のように思われがち
である。ところが社会に出てからたくさんの建築を手掛けていると、
最後には木造が一番むずかしかったということがわかるのである。
それは鉄骨や鉄筋は理論からスタートしているが、木造の方は経験の
積み重ねの結果だからである。鉄骨や鉄筋は理論さえ理解することが
できたらしめたものである。ところが木造はそうはいかない。
法隆寺の建築は突如として出現したものではなくて、大陸で2000以上の
木造寺院が建築されてきた技術のエッセンスが、日本で結実したものであった。
木造の設計には、どうしても経験を積んでこなければよいものができない。
それで最後には木造が一番むずかしかったということを白状
させられることになる。そのむずかしい木造の基本になるものが規矩術である。
規矩術をよほどよく理解していないと名建築は生まれてこない。
中原先生のこの本は,まことに手ごろな手引書である。
よく勉強してよい仕事をしていただきたい。
(工学博士 玉置豊次郎)
目次
規矩術について
1.こう配
2.棒隅屋根
3.入隅屋根
4.じょうご形四方ころび
5.柱建て四方ころび
6.そり軒
7.振れ隅
8.多角形
付録
索引
実用図解大工さしがね術 理工学社 玉置豊次郎
2600円(税別)
|