| アーサーとミニモイたち
角川書店
リュック・ベッソン
松本百合子訳
ISBN4047914495
ミニモイってなに!?
『グラン・ブルー』『レオン』のリュック・ベッソンが壮大なスケールでおくる、
愛と夢と冒険のファンタジー!!
映画化決定!!
ミニモイの秘密こっそり教えます。
●体長は2ミリほどらしい
●アーサーの家の庭の地下に棲んでいるらしい
●一年に一度だけ、ミニモイの国へ行くチャンスがあるらしい
●“ジャックファイアー”という、ウィスキーのシロップに漬けたタルタル状の唐辛子に目がないらしい
●水が苦手らしい
●王女ねセレニア姫はとっても可愛いらしい
フランスの美しい田舎町での、ある穏かな夏休みの一日。祖母と
愛犬アルフレッドに祝福され、10歳の誕生日を迎えたアーサーは、
屋根裏部屋で4年前に姿を消してしまった祖父が残した不思議な
メッセージを見つけ出す。そこにはミニモイという、体長2ミリほどの
小さな種族の棲む地下世界への行き方が記されていた。
祖父の後を追い、宝物が眠るというその国へ、アーサーの冒険が始まる。
アーサーはどこにでもいる普通の少年だ。きみのような、そしてぼくのような。
両親から授かった、まだ始まったばかりの彼の人生は、すでに将来に向けて
レールが敷かれているようにも思える。し
かし、十歳というのは限界の見えない、あるいは終わりを望まない年齢だ。
どうして木は泣かないのかな?
雪は空から舞い降りながら、どんな音楽を聴いているんだろろう?
海が引き潮になる時、誰が向こう側で引っ張っているの?
答えがきっとあると信じて、十歳の子供たちはいつもこうした疑問
について考えている。論理というのは、まだ詩のようなもので、
まさにこうした世界だ。不確実なこと、不可能なことも夢と交じりあって
現実のように頭の中を駆けめぐる。
ぼくがもう一度浸ってみたかったのは、まさにこうした世界だ。
世の中が大きいとか小さいとかはまったく問題ではなく、自分の
いる現在の瞬間を中心に、どこもでも果てしなく続いていく世界。
愛、友情、そして真実だけが道しるべとなっている世界。
ぼくにとって、たまらなく懐かしい世界だ。
(リュック・ベッソン)
アーサーとミニモイたち 角川書店 リュック・ベッソン 松本百合子訳
1900円(税別)
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