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赤ずきんちゃんはなぜ狼と寝たのか
河出書房新社
キャサリン・オレンスティーン
中谷和男訳
ISBN4309203728
数百年間、語りつがれてきた、世界で最も有名で、
残酷で、エロティックなおとぎ話の謎を解く!!!
●時代時代の読みを追う、鮮烈な驚き。
森、木こり、狼、老婆・・・・・・・
彼女のマントの下には家族、道徳、成長老化、そして性愛といった、
人間の永遠のテーマが隠されている!!!!
▲「光を屈折し虹をスペクトルを送るプリズムのように、『小さな赤ずきん』は
人間というものの様々な要素を分解し明らかにする。・・・・おとぎ話は電流のように、
私たちのなかを走り抜ける。そして私たちは、それぞれの心の中で、狼とは、
おばあちゃんとは、木こりとは、そして小さな赤ずきんとは一体なにを意味するのか、
それを直感的に理解しているのである」
(エピローグより)
▲「乙女から妖婦まで、変わりつづける赤ずきん」一人の少女と、一匹の狼と、
そして森の中での遭遇。この『小さな赤ずきん』の物語を知らない者はないだろう。
年月を超えてそれは、寝つく前にベッドのなかで胸をときめかせるドラマの世界、
子どもの純潔を象徴する物語だ。また同時に彼女は、ドキュメンタリー映画『隣の女の子』の
主人公スタンシー・バレンタインのように、整形手術をし拒食症になりながらもスターダムに
のし上がったロリータ風のポルノスターであり、またガーシュインのミュージカル『踊る騎士』で
フレッド・アステアが救出する、か弱い女性の象徴「囚われの乙女」でもあるのだ。
今この囚われの乙女は、ネット上のサディスサイトで嗜虐の餌食となる。
目次
はじめに 赤ずきんちゃんにマントを着せて
第一章 小さな赤ずきんちゃん 狼に食べられた少女
第二章 小さい赤ずきん 道に迷わぬように
第三章 おばあさんの話 成熟への通過儀礼
第四章 ホットな赤ずきんちゃん うぶで騙されやすいベービー
第五章 待ち構える狼 野獣の腹のなかで
第六章 狼達の一群 赤ずきんはメス狼になるか
第七章 帰ってきた赤ずきん 異性衣服嗜虐の狼
第八章 赤ずきんの折檻 おとぎ話のフェティッシュ
第九章 映画『フリーウエー』 不条理との闘い
エピローグ ジキルとハイドのように
赤ずきんちゃんはなぜ狼と寝たのか 河出書房新社 キャサリン・オレンスティーン
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