Wonder Of The World

アメリカインディアンの教え ドロシー・ロー・ノルト/加藤諦三  

アメリカインディアンの教え
ドロシー・ロー・ノルト/詩

ニッポン放送
加藤諦三

ベストセラー「子どもが育つ魔法の言葉」の著者
ドロシー・ロー・ノルトの原点がここにある。

「子どもたちはこうして生き方を学びます」という11ヶ条の教えが、
子どもに接する喜びと勇気を与えてくれます。

一.批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします。
一.敵意にみちた中で育った子は誰とでも戦います。
一.ひやかしをうけて育った子ははにかみ屋になります。
一.ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります。
一.思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます。
一.人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします。
一.仲間の愛で育った子は世界に愛をみつけます。

彼が7歳の時のことです。母親は赤ん坊(彼の弟妹)に乳をあげながら、
側で見ていた彼に「お前も飲みたい?」と言って乳房を差し出したのでした。
赤ん坊扱いされた彼は、強烈な屈辱を感じました。
もう一つは彼がいたずらをした時でした。
母は、彼を懲らしめようと、彼に母親である自分をぶつように強要したのです。
やはり彼の受けた心の傷は深いものでした。
こうしたことが彼の感情形成の焦点になっていきました。
彼はやがて、母親なしでは何の意見も持てず、何の判断もできなくなっていったのです。
幼い頃に、親に愛されるか否かを感じとることが、どれほど大切かという一例です。

私は仕事場を網代の山腹に持っていますが、その近所に犬がすみついています。
ある日、彼女(牝犬でした)は4匹の子犬を産みました。
もともと彼女は、私を恐れてはいませんでしたが、
私が子犬を抱いても平気でいるのには、正直驚きました。
彼女が私の仕事場にくると、いつもパンをあげることにしているのですが、
子犬を産んでからというもの、全部のパンを子犬のところへ持っていくのです。
自分はガリガリにやせているのに、乳を与えたうえにパンを持っていくのです。
それほど愛している子犬なのに、その子犬を抱こうとする
見知らぬ人間に対して警戒しないのです。
彼女は、幼い頃から可愛がられて育った犬なのでしょう。
野良犬には、いつもビクビクしているものもいます。
そんな犬たちと彼女はどこか違うのでしょうか。
それは、幼い頃の周囲の愛の違いなのです。
(「はしがき」より)

アメリカインディアンの教え ニッポン放送 ドロシー・ロー・ノルト/加藤諦三

952円(税別)


 
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